株式会社御祓川の事業の3本柱である、まち育て(御祓川大学)・みせ育て(能登スタイルストア)・ひと育て(能登留学・能登の人事部)それぞれの事業で関わるパートナーの方々と株式会社御祓川社長 森山奈美の対談企画。
これまでの取り組みと七尾のまちづくりの歩みを振り返りながら、今後のまちづくりのあり方、まちづくり会社としての役割を考え、未来に繋げていきます。
今回の対談は、”みせ育て”の視点から、”能登スタイルストア”に関わってくださっている【「中島アグリサービス」 松田全史(たけし)さん】にお話を伺いました。
【株式会社御祓川とのご関係】
御祓川が「いしり亭」をプロデュースした頃からのおつきあい。松田さんが開発した「中島菜うどん」は、今もいしり亭のオススメメニュー。その後、弊社が能登スタイルストアをオープンするときに、当初からアイテムを提供してくれている。FAAVOを使って資金調達にチャレンジしたり、スタディツアーで訪問したり、百貨店の催事で商品を売らせてもらったり、様々な形で持ちつ持たれつのパートナー。
※能登スタイルストア
能登にある良い品を、現代の私たちの暮らしに取り入れるライフスタイルを提案。 一つ一つの商品を能登スタイル独自の角度から丁寧に取材し、作っている人や風景とともに、自信を持ってお奨めできる良い品をお届けしている。石川県・能登の特産品お取り寄せネットショップ。
【https://notostyle.shop-pro.jp/】
※まいもん処 いしり亭
能登独特な調味料である「いしり」を使った料理専門店。御祓川沿いに建つ旧十二銀行の跡をリノベーションして作られた。いしりとは、魚からつくられた醤油のことで、能登ではイカやイワシを原料としたものが生産されている。まいもん処 いしり亭では、白身魚のメギスを材料としたいしりを使用しており、クセがなく味わいの深い料理を提供している。
【対談者プロフィール】
●松田全史(中島アグリサービス)
若い頃からいろいろな仕事を経験してきて10個目の仕事が農業。もともとは兼業農家として、自宅で食べる分だけを作っていましたが「手をかけた分だけ形になって応えてくれる」農業の魅力にのめりこみ、43歳のときに専業農家に。
高齢化によって農業をやめる方から次々と耕作を依頼され、現在では広大な農地を耕し、能登の田んぼと畑の風景を守っている。農閑期の仕事づくりとして、地元の伝統野菜である「中島菜」や「能登白ねぎ」の生産に取り組み、様々な商品を開発。2015年には、野菜の加工所と焼牡蠣をメインとした飲食店「可(とき)」をオープン。
ホームページ【http://www.nakajimana.jp/】
●森山奈美(株式会社御祓川 代表取締役)
石川県七尾市生まれ。横浜国立大学工学部建設学科建築学コース卒業。都市計画専攻。
平成7年 ㈱計画情報研究所入社。都市計画コンサルタントとして、地域振興計画、道路計画等を担当。民間まちづくり会社㈱御祓川(みそぎがわ)の設立に携わり、平成11年より同社チーフマネージャーを兼務。平成19年より現職。
様々な主体が関わるまちづくりのつなぎ役として、能登の元気を発信し「小さな世界都市・七尾」の実現を目指して日々、挑戦中。
【地域の特産品を活かした商品開発のプロフェッショナル×民間まちづくり会社の経営者】
「地に合った、能登に合った農業をすればいい。別の地域の農業を当てはめるのではなくて、”能登は能登”、”中島は中島”に合った農業ができればいい。」(松田全史)
“6次産業化”の言葉が台頭していない時代に商品開発への挑戦。
森山:松田さんは、農業の道に入られてどのくらいですか?
松田:実を言うとですね、御祓川さんと同じで20周年です。
森山:20周年!おめでとうございます!!
森山・松田:(拍手)
森山:それは中島アグリサービスを設立された時ですか?
松田:そうです。
森山:御祓川と同級生ですね!
松田:設立して3年くらい経ってから、いしり亭さん経由で、うちの商品が入ったんじゃないかな。
※いしり亭
御祓川を設立してから3年後の2002年4月にオープンした「いしり料理専門店」
併設するギャラリー葦と共に、能登生活文化をお伝えするプレゼンテーション空間として、株式会社御祓川が13年間運営してきた。御祓川の本社が移転するタイミングで、(有)もりやまに経営を移管。
森山:いしり亭がオープンしたのが、会社設立して3年後ですから、いしり亭の最初の頃からですね。いまやなくてはならないメニューですよ。中島菜うどん。
松田:ありがとうございます。おかげさまで、みなさんに育てられています。
森山:中島アグリサービスさんの商品で人気の高い「中島菜うどん」が、最初に手掛けられた商品ですか?
※中島菜うどん
[能登スタイルストアより引用]
能登で育った中島菜を粉末にし、うどんに練りこんだ商品。美しいヒスイ色のおうどんで、ほんのりすがすがしい香りが立つ。丁寧な手延べから生まれるのどごし・食感の良さが好評の商品。
【商品の詳細はこちら » https://notostyle.shop-pro.jp/?pid=87685959】
松田:いやいや、最初は粉末でした。生野菜の中島菜を販売できるのが春先しかないので、年間で商品をお届けしたい時にどうしたらいいか考えました。中島菜の漬物だと辛くて食べられないし、他のものにできないか考え、乾燥させて粉末にしました。
※中島菜粉末
【商品の詳細はこちら » https://notostyle.shop-pro.jp/?pid=87685782】
森山:粉末の加工に挑戦されたのは、季節を問わずに中島菜を感じてもらいたいからですか?
松田:健康や血圧についての特集をしていた番組で、中島菜が紹介された時に血圧の高い方が「年間で中島菜が欲しい。」というということで、ニーズがあったんです。
森山:なるほど。もともとニーズがあって、お客様の声からできた商品なのですね。
松田:粉末にしても同じ成分効果があります。
森山:その時には農協を通さず、すでにお客様に直接お届けできる仕組みがあったのですか?
松田:粉末は出来ていましたね。中島が合併する前の中島町の時に、フリーズドライの試作を作っていました。ただ、コストが高かったので、それよりコストも抑えられて、より良い商品をつくれないか考えた時に「中島菜うどん」にたどり着きました。
森山:そうなのですね。「地域の資源を使って商品を売りましょう!」という風潮が今はありますが、その当時はそんなに多くなかったですよね?
松田:そもそも当時は”6次産業化”という言葉はなかったね。
森山:そうですよね。”6次産業化”という言葉もまだ台頭していなかった時に、そこへの挑戦はすごく珍しいことだったのではないですか?
松田:いろんな職種を渡り歩いていたのもあって、変わり者の農家だったよね(笑)。いまは農家でお米を専門にしてやってるけど、広く浅く自分の好きなことをうまくやっていきたいという思いがあります。だから農作業だけでなく、お客さんの声を聞いて商品を作りたいです。
森山:農作業だけでも大変だと思いますが、なんか、楽しそうですね。
松田:そうね。商品開発って、考えても手間がかかることなので、なかなかしないんだよね(笑)。
能登は能登、中島は中島に合った農業をすればいい。
森山:農業を始められて20年間で、どんどん農地が増えていかれましたよね?いま何ヘクタールくらいですか?
松田:毎日増えているような感じですね(笑)。いまは21、22?ヘクタールくらいかな?(笑)。もう今の時点で、次の年で農地を手放しますという話が何件も出てきていますね。
森山:本当に大変な状況ですね。地域の方が農業をお辞めになっていくけれども、その地が田んぼや畑であり続けることを考えると、ものすごく社会的に意味のあることを松田さんがやっておられると思います。
松田:うーん、、意味のあることというか。今の農業の仕組み的に、小さく農業をされている農家さんが続けていくのが難しい状況になっているんだよね。
森山:そうなんですか?
松田:最近は農業の方向性が農業規模の大型化とコストダウンに集中していて、その中で小さく農業をされている農家さんは、輸入米と競争しなければならなくなっている状況。それと、若い人がその農家さんたちのやり方と中々合わない。そして、コメの値段はずっと横ばいだけど、農業用の肥料は値段が上がっている。だんだん収支の差が開いていくから、採算取れないよね。
森山:販売する商品が安くなって、コストが高い状況は厳しいですね。農業が取り巻く環境を松田さんはどう思っていますか?
松田:ちょっと心配やね。いま食料自給率を上げようと言われてますけど、カロリーベース(熱量で換算)的に考えると、実際にはかえって下がるんじゃないかなと。そこだけ見ると分かんないけど、国土全体でみると耕作地は減ると思う。
森山:それは農業の担い手不足だからですか?
松田:うん。それと、自分の財産に関わってくることだから、今まで何となく続けてきた人がだんだん辞めていく方向になる。それで辞めていく人の農地を引き受けようとすると、大きい農家さんは条件の良いところを選ぶから、条件の良くない農地はやらないよね。そこまでボランティアできないし。年金を投資しながらやっている方もいらっしゃる。
森山:年金投資、、それがいまの状況なのですね。
松田:機械の購入がない時は、お米の販売金額でやりくりできていても、大きい機械の入れ替えとなると、貯めていた年金から捻出するとか、ローンを組み立てる必要があるからね。
森山:農業の存続には、大規模化して、大型の機械を買って、、っていう方向性以外は難しいのでしょうか。
松田:そんな状況だけど、地に合った、能登に合った農業をすればいいんだよね。関東平野や加賀の方とか別の地域の農業を当てはめるのではなくて、”能登は能登”、”中島は中島”に合った農業ができればいいんじゃないのかな?そこがうちの行きついたところ。
森山:なるほど。つまり農業もして、商品も作って、売るところも、飲食店もやっていくということですね!
松田:農業だけで生活できるような、よっぽど条件のいいところは構わないんだけどね。中島で農業やるときには、稲作、単作だけじゃ厳しいかな。だから単作でやれる人は中々いないんですよね。
森山:そうですね。でも、単作だけでなくて商品開発をやることが1つの方向性とした時に、単作以外のことまでやりたがらない人もいらっしゃいますよね?
松田:最近は変わってきてるよ。6次産業化じゃなくて7次産業化になってきていて、漁業や林業を取り入れて農業と組み合わせていかないと。これらを組み合わせられるのは中島だからできること。
※7次産業化
能登の里山里海は、世界農業遺産に認定されました。里山の農業、里海の漁業。いずれも、自然と人間が関わりあいながら育んできた生業です。この豊かな里山と里海をつないで活かしていくのが、私たちの目指している「7次産業」です。
1次産業(農業)+1次産業(漁業)+2次産業+3次産業=7次産業
https://faavo.jp/ishikawa/project/292#pj-single-nav
※松田さんの7次産業化プロジェクトにあたって、御祓川では2014年にFAAVOで資金調達をお手伝いしました。実は、資金調達は達成率11%で残念ながら失敗。けれども、松田さんはプロジェクトを予定通り実行して、 加工所と焼牡蠣をメインとした飲食店「可(とき)」をオープンさせました。
森山:漁業と組み合わせるのはイメージが湧くんですが、林業と組み合わせると、例えばどんな形になりますか?それは収入に繋がりますか?
松田:農閑期の冬の間は、間伐や枝打ちをする。経験が必要だけど収入になる。そうすると、年間通じて仕事があるから従事する人も安定するし、雇用も増える。
森山:中島アグリサービスの社員さんたちは、農業以外の仕事もあるので年間雇用できるんですね。
松田:うん。炭火を起こしたり、中島菜を乾燥させる作業もするし、しいたけの原木に菌を入れるコマ入れもするし、色んな事をしますね。
特産品を使った新商品を生み出し続ける松田さんのポリシーとは
森山:松田さんって、お会いした時には「次これ作ろうと思っとんねん!」と商品開発の話をまずされますね。商品開発の楽しさや、ご苦労を教えてください!
松田:苦労の方が多い、でも楽しいよね(笑)。
森山:苦労も楽しんでいらっしゃいますよね?(笑)。
松田:中島菜うどんやパスタとか、いまは売れている商品も、たくさん開発して試行錯誤を重ねて残ってる商品だからね。
森山:そうですね。たくさん開発した中の人気の高い商品ですよね。
松田:あとはお客さんを飽きさせないように、同じパスタにしてもテイストを少しずつ変えたりしてます。
森山:売り場に松田さんの商品が並ぶと、中島菜の緑色の商品が目を引くんですよね。催事に持っていった時も喜ばれます。商品を開発するときはどこから手始めにやるのですか?アイデアを出す時とか。
松田:ふらふら~ってしてる時ですかね。あとは寝てる時とか(笑)。
森山:すごい!(笑)アイデアを思いついたときはどうするんですか?
松田:メモを取りますね、そこからネットで類似品があるかないかを一通り見る。もしあれば参考にして、後から個性を出していく。
森山:なるほど。個性はどのように出していくのですか?
松田:中島菜を使う、他には色や味で。あとはポリシーかな。
森山:なるほど!そのポリシーについて詳しく聞かせてください。
松田:安全は常識。あとは自分が食べてうまい、人が食べてもうまいって思えるものを提供したい。値段はその後。
森山:松田さんが作っているっていうのが、一番の売りですよね!
松田さんが「能登スタイルストア」を利用する理由
森山:「能登スタイルストア」は、中島アグリサービスさんにとってどういう存在ですか?
松田:能登スタイルストアは、うちのアンテナショップみたいな感じですね。
森山:お〜、ありがとうございます!
松田:何がいま売れているとか、お客さんが何を欲しがってるとかを調べなくても、能登スタイルを挟んでいることにより情報が分かる。あとは、ネット販売を自社でせずに、注文が来た商品を卸せばいいから負担が減ります。
森山:そうですね。うちも在庫を持たなくて済むので、WIN-WINなんですよね。
松田:うちも毎日ネットを確認しなくていいし、問い合わせや注文の返事に時間を割かなくていい。
森山:注文が入った時だけ連絡がいきますもんね。能登スタイルストアを立ち上げたときより、いまはネットショップ自体が一般化しましたよね?
松田:あの頃はまだネットショップが珍しかったね。
森山:それこそ、まだネットショップが浸透していなくて、 ネットを通してのショッピングは嫌厭されているような雰囲気 があったと思うけれど、それでもネットで売っていく必要があると思っていましたか?
松田:「ネットで売る」というよりも、こういうものがあるよっていう宣伝のためかな。
森山:そうか、能登スタイルストアで売らなくても、すでにいろんな販路をお持ちでしたもんね。じゃ、そこで売るというよりも知ってもらうため?
松田:能登スタイルの商品の中の一つとして販売すると、個人で販売するよりも商品に対する信用度が高くなる。個人でアピールするだけでは信用に繋がりにくいので。
森山:なるほど。今のところ、自社でネット販売する予定はないの?
松田:ない!ネット販売の方はすべて能登スタイルに任せます(笑)。それなりにヒット商品があるならいいけど、中々難しい。冒頭で話したことなんだけど、自分が預かっている田んぼの面積が拡大していてね。当初みたいに時間があれば余裕があるけれども、その辺のバランスも難しい。
森山:最近、自社サイトでネット販売をやろうという事業者さんが増えてきているんですよね。それは応援したいと思っていて、能登スタイル以外に自社サイトをたちあげたり運営するノウハウも提供しているんです。その一方で、能登スタイルにネット販売を一任してくださっている事業者さんもいる。うちの強みは、その事業者さんの商品がメディアに取り上げられた時に、能登スタイルに商品が掲載されていることで、お客様が商品情報にアクセスできて、注文が殺到したときも、その受け皿になれるんですよ。そうやって松田さんのところでもお役に立てればいいなと思っています。
松田:中島菜じゃなくて、今度は違うものでメディアに取り上げられたいな(笑)。
(松田さん考える)
森山:松田さん、また次の構想考えていらっしゃいますね~!(笑)。
森山・松田:(笑)
森山:今後の能登スタイルに期待することはありますか?
松田:海外輸出!(即答)
森山:力強い!!(笑)。
松田:いま自社でネット販売を展開している企業もあるけど、うちとしては能登スタイルストアで販売して、海外進出にも繋げていきたい。うちは、お米とか中島菜のパスタとか、アイテムが少ない。それらを能登スタイルストアさんに他の色んな商品と一緒に「こんな商品もありますよ。」って海外に持って行って欲しいんです。
森山:頑張ります!まさに、いま自社商品で越境ECを始めているんです。
松田:海外進出をするとなると、自社の2、3種類の商品に対して、いろんな書類を書く必要があるけど、個人の業者さんはなかなかそこに時間が割けない。特に食品は口に入る商品だから手続きが複雑。
森山:国によってルールも基準も違うもんね。うちも勉強中です。
松田:ただうちの強みは、商品の賞味期限は長いです(笑)。
森山:その点助かってます!(笑)
「小さな世界都市・七尾」の実現を目指して
森山:うちの会社のビジョンとして「小さな世界都市・七尾」の実現を目指しています。それは、「世界に通用する商品やサービス、考え方を生み出せるまちにしていきたい。」という想いと、「自分たちが自分の世界観をこのまちで実現できること」だと思っているんです。それが、ここ1、2年で、言ってきたことの信ぴょう性が増してきたんですよね。
松田:霧が晴れてきたというか、方向性が見えてきた?
森山:そう!(笑)。本当に海外に打って出ているというか、海外で通用する商品が出てきたり、海外からお客さんが来るようになってきたんです。だから、そこを一緒に、今後も松田さんと頑張っていけたらいいなと思っています!
松田:海外からお客さんが来るってなると、市場が変わって商品も変わるね。海外の人のニーズに合ったような商品開発が必要になるし、日本じゃ売れないけれども、海外には売れるかもしれないしね。
森山:またお客さんの声を聞いてやらないといけないね、本当に。
(松田さん考える)
森山:松田さん、またほわわんって何か構想してる!(笑)
森山・松田:(笑)
森山:やっぱり私は、松田さんは中島の風景を守っとる人だと思っています!
松田:風景を守っとるというか、あとに引けなくなったところもあります(笑)。
森山:それも含めてね(笑)。
松田:半分ボランティアみたいなもんかなあ。本当の商売人だったら手を出さないと思う。それでも引き受けちゃうのは、根性よし(=お人好し)だからかな。
森山:根性よしか!社内の人に何か言われたりはしないの?(笑)。
松田:「また仕事増やした~」って怒られる(笑)。だけれども、全体が悪くならなければそれでいいんだ。
森山:そうですよね。農業だけでなく、色んな商品があったりして全体でバランスが取れていらっしゃいますよね。
松田:だから単作だけでなく、複数の仕事をすることによって、全体が回る仕組みがあることが大事かな。
森山:最近、話題の副業兼業も、能登では当たり前ですもんね(笑)また、お客さん呼び込みますね!この度は、お話いただきありがとうございました。今後とも「能登スタイルストア」をどうぞよろしくお願いいたします!
■編集後記
松田さんは、終始まぶしい笑顔で取材に応じてくださり、何度も社長と対談中に笑いが起き、和気あいあいとした雰囲気の対談でした。農業や中島の話になると、目の色が変わりました。大変な現状をお話ししていただきましたが、その状況の中で、「これからどうしていのくか」と未来を見据えた話をしてくださり、前を向き、行動されている姿が印象的でした。昔から今日まで変わらず、地域の方の想いを汲み取り、ご自身として商品開発などさまざまな新しいことを手掛けていらっしゃり、そのバイタリティに驚きました。何度も「ほわわん」と吹き出しが出てきそうな様子で、構想を浮かべていた松田さんがとてもワクワクされていて、こちらもワクワクしてしまいました!(笑)松田さんの構想が形になる時を、とても楽しみにしています!